FF16クリアして言いたいことを吐き出したいだけ

ブログは初めて書くし、そもそも文を書くことすらないから稚拙かもしれないがこれはあくまで自分の中のもやもやを言語化したいだけなのでいろいろと許して。

 

一応どんな人間がこれを書いているか書いておく。

27歳、自営業、独身(彼女はいる)

ゲーム遍歴はapex、valo、ペルソナ5、ドラクエ、FFは10だけ。

 

まず初めに、FF16にはとても期待していた。

 

youtubeでたまたま出てきたプロデューサーの吉田直樹氏の考え方がとても好きで、そんな人が今回FFの最新作に携わっていると聞き、どんなゲームになるかワクワクしていた。

事前情報も込みで楽しむタイプに人間だったのだが、Youtube上では視聴数稼ぎのくだらない動画(発売もしていないのにクソゲーだのいうあれ)が蔓延っていたし、自称ゲーム分析家みたいのがツイッターで荒探ししているのをよく見かけたため、結局公式のPVを何本か見ただけであとは発売日まで待機していた。

 

そして発売日から3日間ほどぶっ続けでプレイした。

結果から言うと、かなり微妙だった。

 

期待していた分もあると思うが、微妙の一言に尽きた。

そしてずっとその微妙が心に引っかかっているので、この場を借りて言語化してすっきりしたいと思う。勝手にポイントを挙げてく。

 

まず戦闘面。

最初はよかった。自分はアクションゲームにそこまでなじみがなかったこともあり、リアルタイムでクライヴがかっこよく動くのを見て「かっけぇ~」となっていたが、それもすぐに飽きてしまった。

そもそも緊張感がない。雑魚キャラに関してはある程度仕方ないと思うが、中ボス、ステージボスがかなり退屈な印象だった。BGMで気分は上がるのだが、テキトーなボタン連打でもなんとかなってしまう。敵の動きをよく見てこの技を打たないと、という緊迫感はなく、やばそうだと思ったらなんとなく回避連打、行けそうだと思ったらなんとなく攻撃という、すべて「なんとなく」で終わってしまう。だから集中力がそもそも向かないし、達成感がない。

かっこよく技を繰り出せるのはわかるのだが、技に無限のパターンがあるわけでもなく、各個別の敵キャラによって技へのリアクションが違うわけでもないから、言ってしまえば「なんとなくかっけぇ~」を違うBGMで繰り返しているだけだった。そりゃ退屈になる。

一応戦闘を盛り上げるものとしてパリィ要素があったが、判定がよくわからないまま終わってしまった。なんかでた!で終わり。

 

自分としては、各ボスが特定アビリティに対して予想外の対応をしてくるとかステージにギミックがあったりなどクライヴ以外での変化をつけてほしかった。新しい能力を手に入れたところで、5回くらい戦闘をすれば慣れてしまう。ぶっちゃけ飽きる。

 

 

ストーリーについて

これも微妙だった。

 

まず、「なんで!?」ではなく「なにこれ?」が多かった

これは、ストーリーに引き込まれきれなかった理由の大きな要因だと思う。

好みにもよると思うが、自分は後から事件がつながっていく話が好きだ。

「ここでの  このセリフにはこんな意味があったのか!」とか「だからあの国は戦争を仕掛けなきゃいけなかったのか」とか、謎めいたものがこれと言ってなかった。

 

アルテマが今回そのポジションを務めていたのであろうが、疑問がすべてアルテマで片付いてしまうというのが微妙すぎた。せっかくドミナントという個性的で魅力がありそうなキャラクターがたくさんいるのに、「神」というポジションがすべて片づけてしまう。アルテマがいないほうが正直面白かったと思う。

 

ドミナントの発生条件の謎とか、なんでジョシュアがずっと隠れてたのかとか、リヴァイアサンとか、そもそもなんで人に宿すのとか、なんでクライヴなのとか、面白そうな疑問はあるはずだったのに、特に使われなかった。

 

 

次に、クライヴがそこまで世界を救いたいとは思えなかった。

 

クライヴはシドの意思を継いでマザークリスタルを破壊していく。世界を回るうちにベアラーの扱いの酷さなどを見てこんな世界は間違ってるとなるのはまぁわかるんだが正直に言うともう一個くらい背負うものが欲しかった。例えばドミナントたちから能力を引き継ぐときに記憶も引き継がれて思いを託されるとか。救いたい対象との距離が遠いため、そこまで世界を救わなきゃ!とはなり切れなかった。自分の大切な人を残して行くという選択をとるには、もっとライバル的キャラや恋人などからたくさんの思いを託されないと気持ちが乗りきらないなと思う。あと熱くなれない。

 

 

最後に、ドミナント召喚獣の受け皿程度でしかなかった

 

これは上に似ているが、各ドミナントたちのバックボーンがそこまでわからないまま退場していくので、ただのアビリティ供給キャラでしかなかった。

ベネディクタはまだいいとして(もう少しシドとの背景描写が欲しかったが)フーゴに関してはただ女が死んでヘラっただけに見えるし(フーゴドミナント覚醒前はベアラーだったとか欲しかった、ドミナントの力を奪われるのを極端に恐れるとか)ディオンはお父さん殺して発狂するにはなんか足りてない感があったし(お父さんとのストーリーがもっとあればまだ納得できるかなくらい)バルナバスに関してはなんだこいつキモキャラかよ....だった(あれだけイケオジの雰囲気なんだし、せっかく外の大陸から来てるんだからもっとあったでしょ感が半端ない)

 

とにかく、もったいないとしか思わなかった。

 

 

 

正直泣いたのはトルガルのサブクエだけだった。ラストシーンは上にあげた疑問点で悶々としてしまい、あまり集中できなかった。期待しすぎていたというのはある。

 

最後に、自分はFF16をクソゲーだとは一切思っていない。

期待をしすぎなければ良ゲーくらいかなと思っているが、自分は期待をしすぎた。それだけ。あと個人的にすぐクソゲーとかいう人間が好きじゃない。

 

終わり

 

 

あと、IGNjapanが発売日に感想を挙げた行為はゴミ。フラゲして微妙でしたわwとかメディアとしてのプライドはないんか?